クランに“参加する”とは


またメンバーをkickする事になってしまいました。千丸です。

リーダーとしては最終決済者として必要な事。
しかし何度やってもあまり気分の良い行為ではありません。
何とも思わない人もいるんでしょうけど、少なくとも自分はそういうタイプではなく。

69デナシのクランチャットには、ちょこちょここういう物言いをしています。

「チャットやフレチャレをどんどんやって、クランに参加して下さい。」

ちょっとでも行間を読む人だったら、文字の裏の意図を考えると思います。
だって既にチャットで語りかけてるんだから、クランには居るわけですからね。

クランルールにもこういう一文を入れています。

1ヶ月無連絡且つ、名指しでクランメールを送っても反応がない場合は、既にクランに参加しているとは言い難いと判断し、kickする場合があります。

「既にクランに参加しているとは言い難い」

これってどういう意図なのか。リーダーとしてクランを引っ張る立場として、どう考えているのかをアウトプットしようかなと。

メンバーリストに名前があるだけなら居ないのと同じ

69デナシは対戦を頑張るクランです。
mixクランとして、対戦をスムーズに進める為にはコミュニケーションは必須であるという考えの元、クランルールの1番最初に「大切なこと」として記載している訳です。

ちょこちょこログインはしてるのにずっと対戦に出てこないとか、自分以外のメンバーに対して全く配慮ができない人・・・たとえば、対戦で攻撃が遅くなる時なんかに、全くチャットで共有しないなど。
様々な場面で色々な事がありますが、その度合によってそこに名前があるだけの存在になってしまうんですね。

目につくケースの具体例

・ずっと赤札表示
・対戦で派手にやらかして、無言落ち(激凹みしているだけ、という可能性は考慮)
・対戦中にメンバーが全壊!皆で喝采してる時に援軍申請だけ出て来る
・相手はいるのに一切フレチャレをしない
・対戦の立ち回りを考慮していない
・援軍授受が極端に少ない
・援軍授受じゃなく、“受受”になりっぱなし
・チャットログを読まない
・チャットログどころか、クランメールすら読んでいない

パッと思いつくだけでも、こんな感じ。
これらがちょっと目についたくらいですぐkickするとかそんなんじゃなく、幾度も指摘や忠告を行った上で改善されなかった場合kickに至ります。
 

ルールなんて出来るだけ増やしたくないし、注意や指摘もできるだけしたくない

これね、色んなクランのリーダーさんは似たような事思ってるんじゃないかと思います。
数十人の世代も性別も生活環境も全て違う人どうしが協力して、ゲームで戦う。
それを長い期間持続していくというのはそんなに簡単な事ではないです。

育ちも年代も生活環境もだいたい同じである、学校の1クラスをまとめるのですら困難なのに、何もかもが違う上に単にゲームというプラットフォーム上でチャットだけの繋がり。
そんな烏合の衆が出来るだけ連携を取りつつ、互いを尊重して快適に過ごしていく為にクランのルールを作り、それをみんなに周知していく訳ですね。
でも、ルールを作るという事はそのルールが守られているかどうかは見ておかなくちゃいけなくなります。
 
クランによって違うでしょうけど、監視役というと語弊のある表現ですが・・・そういう役割になるのは、まずルールの最終決済者となるリーダー。
それからリーダーに信任を受けたサブリーダー陣となりますね。
ルールを決める際にその辺のメンバーが関わるでしょうから、ルールの中の思想も理解している筈だし。

人に注意をする、何がいけないのか説明をする、どうしたら良いのかを説く、などそういう行為って結構気を遣う事なので、エネルギーが必要な事。
ルールを増やすっていうのは、同時にそういうエネルギーが必要な事(注意等)をどんどん増やしていく事に他なりません。
潔癖なまでにルールを敷き詰めると、メンバーも息苦しくて大変ですが、まずリーダーが自滅しちゃう。

なので、できるだけ最低限で・・・と思ってたのに、今は結構なボリュームになっちゃってますけども。
(本当は援軍に関しての項目なんて1行で済ませたい)
基本的には、日本語の通じない脳味噌が残念な人とか、仲間に配慮する想像力のない社会性が残念な人なんかに合わせてルールを決めていくと、細かいルールは再現なく増えていって(先進国の法律って大体そうですが)どんどん息苦しい環境になっていってしまいます。
だから、100話してやっと10伝わるような人を基準にせず、100話して50くらいは伝わる人を想定してルールは策定するようにしています。
 

なぜkick基準を明確に決めないのか

明確にすると、明確に違反した人を必ず切らなければならない枷を自分でつける事になります。
明確に違反したAさんは蹴ってBさんは残した。みたいな事例がちょっとずつ貯まっていくと、それは不信感として結実する。

人それぞれ色んな事情があると思います。
リーダーである自分ですら、急にお客さんにつかまって酒飲む事になって、トイレから超雑な攻めをするなんて事もありますし。
なので「次ちゃんとしろよ!」って言えるバッファは残しておきたい。

それから、kick基準を明確にした時にkickされないギリギリのラインを攻め続ける人が必ず出て来てしまうんです。(過去に実例あり)
どうせ攻めるならそんなラインを攻めずに、睡魔の限界までマルチでも攻めてろ、と言いたくなる。
そんな人を抱え続けるのは運営側としては積もり積もって大きなストレスになっていきますし、最も嫌なのはそういう人を見て「あんなもんでも許されるんだー」みたいな妙な発想が浮かんでしまい、同期するかのようにクランへの向き合い方が悪化していく人が増える事。

基準を明確にする、というのはその内容や状況に応じて良い場合が多いですが、クランからのkick基準となると曖昧なぐらいでちょうど良い。と思っています。
 

クランに参加するなら下手だって良いのだ

69デナシは明るく楽しく、できるだけ強くありたいとは思っているものの。
明確に「○○界でトップ目指す!」みたいなコンセプトのあるクランじゃないので、下手だって気にする事はないんですよ。いやそれは言い過ぎか。
コツコツ継続して、ちょっとずつ上達していけばいいんですよね。ほんと。
率直に言って、我々は凡人の集まりだと思っています。
凡人も頑張ったらこのぐらい強くなったよ!っていうのは体現できた気がしています。

それは長きに渡って共に頑張ってきたメンバー同士での会話やリプレイの評価、そして沢山の交流あるクランの方々。
普段と違う環境で刺激を受け、すごく上手い人のプレイを見て関心し、それをクラン内で話題にし。。。
そうして少しずつ上達して来たメンバーばっかりです。
故に、ごく普通に対話をし、応援をし、援軍を送りあい、クラン対戦では精一杯頑張って、今は下手でも1年後には強くなってるかもしれません。

ここまで読んでくれた人には、なんだか厳しいクランに見えちゃうかもしれないけれど。
何事にも勘所ってのはありまして。

今回kickした人はわざわざ効率よく上達するにはどうしたらいいですか?なんて記事を書く程、約3ヵ月間手間をかけてきました。
超早あげのth10。火力はth7以下、ヒーローも一桁。そんな人でもやる気ありそうなら受け入れてるのが現状ですが、徐々に態度が悪くなっていきましてね。
基本クレクレ状態なのは目を瞑っていたものの。
態度が悪くなるにつれ、注意する頻度が増えていき、終いには「なんで自分ばっかりそんなに細かく言われなくちゃいけないんですか」とか逆ギレする始末。
夫婦でクラン運営、毎晩ビールのみながら二人でクラクラなんて特殊環境ですと、夫婦揃ってイライラ・・・我が家に亀裂が入ります
・・・というのは余談ですがw
 
普段から援軍申請が出てきたタイミングの次の瞬間、捕まえようと語りかけるも2秒過ぎたらもう落ちてるっぽい。みたいな状態。
最終的に、対戦終了30分前くらいに出て来て「なんでも大丈夫です」って援軍申請をして即攻め。
ディガーラッシュしかできない(それでもメチャクチャ育ったんですが)彼は埋まり切ってないth11に突撃して、無星。
攻め終わったら即援軍申請。
2戦目の間に会話できるだろうと思ってチャットに書くも、返事なし。どうやら即落ちしたくさい。
間を開けて出てきたと思ったら、俺からのいくつもの質問に一言だけ答えて2戦目へ。
終わったら即落ちした模様。
さすがにそこまでクランの皆からの言葉を無視し、舐めきった態度を取ってしまったら許しません。

が、そこまでしてようやく!という事でもあります。
ってな訳で、たぶん文字から受ける印象よりもずっと緩いから、やる気溢れる日本語の通じるメンバー、常時募集しています!

では、今回はこの辺で~
 
 
 






Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.